一緒に
awanovaをやっているマユコが、パートナーのタカヤくんと暮らす
Love & Rice Field。
2人がこの地に暮らし始めたのは3年前。
はじめはテント、やがてどこからかバスを見つけてきて、そこをねぐらとしながら、水を引き、台所を作り、田んぼを作り……、2人はいろんなの人のエネルギーを引き寄せ、巻き込みながら、Love & Riceは一歩一歩進化していきました。
そして、6月6日、2人の新たな門出「虹の村の結婚式」のはじまり〜!

会場作り、お料理、バーカウンター、新郎新婦の衣装、音響、当日の司会や進行、案内などなど、この結婚式は安房の仲間みんながすべてを手作りした新しい試み。
安房で
自給組合が立ち上がり、食だけでなく、衣・住・エネルギー、さらに芸能、冠婚葬祭まで自給したいね、なんて話していたのですが……、今回早くも「結婚式の自給」第1号モデルとなりました。

「天地満開」のかけ声とともに寺田本家の樽酒を鏡割りして、景気づけ。

新婦が棚田の中に作られたヴァージンロードを通って登場。

ケーキのデザインから、クッキーやフルーツの仕込み、デコレーションを子どもたちが担当。子どもたちは当日の受付で、来場者にウェルカムおにぎりを渡す役目もありました。


お料理は、安房の仲間何人かで手分けをして、約200名分を調理。
虹の村らしく、すべてベジタリアンのメニューにしました(ケーキやスイーツもベジタリアンです)。

2人の衣装は、
Kittaをはじめとする衣装班が製作。
新婦のメイクやリース、ブーケも、それぞれ得意な人が担当しました。
結婚式恒例?初めての2人の共同作業は、ハート型の田んぼへの田植え!
お餅つき隊も登場。



登紀子さんの飛び入りライブもあった田んぼの上のステージ。
式はいつも素敵な音楽で満たされていました。
式の最後には、天も祝福してくれたのか、なんと虹(彩雲)が出現!
お金や勝負の世界、利害関係とは全く別の次元でつながりあっている、安房の仲間たち。そのエネルギーが結実したようなすばらしい1日でした。
誰かの犠牲の上に成り立つ幸せではなく、1人1人が自分の幸せを求めていくうちに、みんなが一緒に幸せになれる、そんな理想の虹の村のヴィジョンが、この日見えた気がしました。
夏には新しい命もうまれてきます。
新しい時代をつくりだす平和のたねが、この虹の村で大きく育っていきますように。
ありがとう。すべてに感謝。